PHRUDINAE Townes & Townes, 1949

他の亜科との区別に用いる形態

小型~大型のヒメバチ(日本産種は中型以下)。頭盾は大きく、横に長く、顔面から弱い~強い溝で分割される。頭盾前縁は厚い。Sternaulusは消失するか、短い。前脚脛節先端背縁はしばしば突起を持つ。前伸腹節は完全な隆起線を持つ~しばしば消失する。前翅の鏡胞は開くか、閉じる。縁紋は大きく、三角形。後体節第1節の気門は中央付近か、より前方にある。♀の後体節は側方から圧される。後体節第3(しばしば2)~6節の側背板は背板としわで分割されない。産卵管は様々な長さで背方先端に切れ込みを欠く。

主な生態

ほとんど未知。一部で鞘翅目幼虫に内部寄生することが報告されている。

同定の際の注意

国内で得られている個体は少ない(或いは他の亜科へ誤同定されている)が、複数種が知られている。多系統群であり、分類学的整理が必要。識別は中級者向け。

 

なお、本亜科をTersilochinae亜科と統合する考えもある。

 

日本産既知種はいないが、未記録の属、種が得られている。

今後の分類学的処置が必要である。

 

なお、Seleucus suneiformis Holmgren, 1860 は近年の体系に従いマルヒメバチ亜科に移動させた。