OXYTORINAE Thomson, 1883 トゲホソヒメバチ亜科

ツヤトゲホソヒメバチ Oxytorus corniger (Momoi, 1965)
ツヤトゲホソヒメバチ Oxytorus corniger (Momoi, 1965)
Oxytorus sp.
Oxytorus sp.

[他の亜科との区別に用いる形質]

小型~中型。頭盾は顔面と溝で分割される。大腮は長く、先端に2歯をもつ。小腮ひげは長く、中胸側板の中央に達する。額はしばしば瘤を持つ。中胸側板のSternaulusは欠く。後体節第1背板は細長く、幅は狭く、その気門は中央付近か、やや後方に存在し、柄側刻は欠き、後方でやや下方に曲がる。雌の尾節板は大きく、腹端をわずかに超え、中央で畳まれる。後体節第4、5腹板は完全に節片化し、光沢は強い。雌の後体節の先端方1/3は横から平圧される。産卵管は後体節の厚み程度の長さで、背方は切れ込み有する。産卵鞘は幅が広く、ほとんど平ら。中体節と後体節は大抵殆どが黒色か、部分的に褐色。触角は白帯を持つことが多い。

[主な生態]

ほとんど判っていない。湿った沢筋に多い。双翅目寄生の可能性がある。

[同定の際の注意点]

一見するとトガリヒメバチに似ているが後体節の構造等で識別できる。寒冷地を除いて平地ではあまり見られず、山地でよく得られる。日本からはOxytorus属のみが確認されている。

日本産種のリスト

 

Oxytorus Förster, 1869

     Callidiotes Förster, 1869

     Delolytus Förster, 1869

     Pantoporthus Förster, 1869

     Mesatractodes Morley, 1907

     Paracanidia Viereck, 1912

     Prosmoridea Cushman, 1915

   areolator Lee & Kasparyan, 2014

 canalis (Momoi, 1965) (Callidiotes)トゲホソヒメバチ

 corniger (Momoi, 1965) (Callidiotes) ツヤトゲホソヒメバチ

takeii (Kusigemati, 1984) (Pseudoalomya)

 diceratops Lee & Kasparyan, 2014

 kamikochianus (Momoi, 1965)  (Callidiotes) カミコウチトゲホソヒメバチ

 montanus (Momoi, 1965) (Callidiotes) ミヤマトゲホソヒメバチ

 nikkoensis (Momoi, 1965)  (Callidiotes) 

 norikuranus (Momoi, 1965)  (Callidiotes) ノリクラトゲホソヒメバチ

 obtusus (Momoi, 1965) (Callidiotes)