ORTHOPELMATINAE Schmiedeknecht, 1910

タマバチヤドリヒメバチ亜科

フトタマバチヤドリヒメバチ Orthopelma simile Kusigemari, 1974 ♀
フトタマバチヤドリヒメバチ Orthopelma simile Kusigemari, 1974 ♀
フトタマバチヤドリヒメバチ Orthopelma simile Kusigemari, 1974 ♂
フトタマバチヤドリヒメバチ Orthopelma simile Kusigemari, 1974 ♂
フトタマバチヤドリヒメバチが多数飛来した河川敷のノイバラ。♀は枝の隙間を縫うように忙しく飛ぶ。
フトタマバチヤドリヒメバチが多数飛来した河川敷のノイバラ。♀は枝の隙間を縫うように忙しく飛ぶ。

他の亜科との区別に用いる形態

小型のヒメバチ。頭盾は小さく、弱く隆起し、溝によって顔面と分けられ、前縁は凹み、半円状の上唇は露出する。♂の触角は隆起した感覚器を持たない。中胸側板と中胸腹板の境界に走る横溝は無いか、短い。前翅は開いた鏡胞を有する。後翅は翅脈2/Cuを欠く。後体節第1節は筒状で、下方に曲がり、第1背板は第1腹板と同じ程度の長さで、柄側刻を欠き、気門は中央より基部よりに存在する。後体節の背面と腹面は平圧される。産卵管は後脚脛節の0.3~1.6倍で、背面に切れ込みは無い。少なくとも国内の既知種は腹部が多少とも赤褐色みを帯びる。

主な生態

主にバラ科植物にゴールを作るタマバチに内部寄生を行うことが知られている。

同定の際の注意

トガリヒメバチ亜科の一部の種と似ており、識別は慣れないと難しい。両亜科の形質を理解した上で同定することが望ましい。本亜科はOrthopelma属のみからなる。

日本産種のリスト

 

Orthopelma  Taschenberg, 1865

     Proedrus Förster, 1869

 japonicum Kusigemati, 1974 ニホンタマバチヤドリヒメバチ

 simile Kusigemati, 1974 フトタマバチヤドリヒメバチ