LYCORININAE Cushman & Rohwer, 1920

カタトゲヒメバチ亜科

(2枚とも)キオビカタトゲヒメバチ Lycorina ornata Uchida & Momoi, 1959
(2枚とも)キオビカタトゲヒメバチ Lycorina ornata Uchida & Momoi, 1959

他の亜科と区別に用いる形態]

小型から中型のヒメバチ。頭盾は小さく、溝によって顔面と分けられ、先端縁はするどいが、歯は無い。マーラースペースは縦溝を持つ。前胸背板のEpomiaは背方部で突出し、突起状になる。前翅の鏡胞は開き、翅脈2/Rsは2Rsと2m-cuの間のM脈の部分より長い。後翅は翅脈1/Rsを持ち、それは1r-mより長い。後体節第1背板は幅広く、柄側刻を持ち、気門は中央より前方にある。後体節第2~第4背板は中央に、強く平圧した溝によって囲まれた三角形のエリアを持つ(三角形の尖る部分は節の基部である)。♀の尾節板は大きく、三角形で、中央は膜状だが、中央先端方の切れ込みは無い。産卵管はやや長く、背面先端方に切れ込みは持たない。

[主な生態]

葉を巻く小蛾類(ハマキガなど)に寄生する内部寄生蜂。

[同定の際の注意]

一見するとウスマルヒメバチ亜科Glyptini族に似るが、産卵管の先端の形状や前胸背板の縦隆起線(Epomia)が背方で強く突出する点で区別できる。本亜科はLycorina属のみが知られる。

日本産種のリスト

 

Lycorina Holmgren, 1859WEB図鑑

       Amyx Schiødte, 1839

       Toxophoroides Cresson, 1873

       Chlorolycorina Cushman, 1920

       Gonioglyphus Seyrig, 1932

ornata Uchida & Momoi, 1959 キオビカタトゲヒメバチ

triangulifera Holmgren, 1859 クロカタトゲヒメバチ

        flavilabris (Schiødte, 1839) (Amyx)

       lycorinoides (Costa, 1886) (Glypta)

       sardoa (Costa, 1886) (Glypta)