Megalyridae イトヒキバチ科(仮称)

Carminator helios Mita, Terayama et Yamane (Holotype)
Carminator helios Mita, Terayama et Yamane (Holotype)
Carminator japonicus Mita et Konishi, 2007 (Holotype)
Carminator japonicus Mita et Konishi, 2007 (Holotype)

主な特徴(Mita et al., 2007による)

1) Subantennal groove が存在する(国内既知種は弱い)

2) 触角鞭節は12節

3) 後翅翅脈は減少

4) 前胸背板の気門は明瞭

5) 体長は産卵管を除いて4~9 mm(国内既知種)

6) 体色は黒色もしくは部分的に赤褐色(国内既知種)

 

 南半球に分布の中心を持つ比較的小さな寄生蜂の一群で、Mita et al.(2007)によってわが国からはじめて報告された。非常に珍しい寄生蜂で、材の周辺で得られるらしいが、詳しい生態は不明である。日本からは下記の1属2種が知られており、何れもオスは未知である。

 標本の閲覧等におきまして三田敏治博士のご協力をいただきました。お礼申し上げます。

 

Carminator Shaw, 1988

  helios Mita, Terayama & Yamane, 2007 トカラ列島中之島

  japonicus Mita & Konishi, 2007 本州(茨城県)

 

日本産種に関する主な文献

(括弧の日本語タイトルは判りやすいように渡辺がつけたもの)

Mita, T., K. Konishi, M, Terayama & S. Yamane. (2007) Two new species of the genus Carminator Shaw from Japan, the northernmost record of extant Megalyridae (Hymenoptera). Entomological Science 10: 201-208.(日本からのCarminator属の2新種、現生イトヒキバチ科の最も北からの記録)