博士前期課程での研究テーマ

 

1) ギンケハラボソコマユバチの二親-単親生殖型間の遺伝的ダイナミズムの解明

 

寄生蜂の中には、♂♀で殖える通常の産雄性単為生殖のほかに、♀だけで殖える産雌性単為生殖を行うものが存在します。後者は配偶コストがなく、高い増殖率を誇るという点で、人間の手によって寄生蜂を応用する上で優れた性質です。

 

ギンケハラボソコマユバチMeteorus pulchricornisは、この2つの生殖型を持った寄生蜂です。修士論文では、同一種内に2つの生殖型が存在する理由および単親生殖型の起源を探るべく、遺伝子解析を用いた2生殖型間の遺伝子流動の有無を検証しました。